「海外FXは手数料が高いって聞いたけど、XMTrading(エックスエム)の場合はいくらかかるんだろう?」
「XMTradingの口座を開設して放置してるけど、もしかして口座維持の手数料とかかかるのかな?」
「手数料はなるべく抑えたいんだけど、何か良い方法はないかな?」
XMTrading(以下、XM)の利用を検討している人や現在取引中の人のなかには、手数料について疑問や不安をお持ちの人もいるでしょう。
結論からいうとXMの手数料は基本無料ですが、一定の条件下では手数料が発生します。
条件を知らずにXMを利用してしまうと、想定より多い手数料が引かれて出金額が少なくなってしまう可能性も。
手数料分を損しないためにも、本記事でどのような時に手数料が発生するのかをぜひ確認してみてください。
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XMTradingの入金時の手数料
XMでは、以下の方法で入金した場合に限り手数料が発生します。
【XMで入金時に手数料がかかるケース】
- 国内銀行送金を利用して入金する
- 入金額が1万円未満
- 振込手数料が必要な場合
手数料の金額は支払い方法や入金額によって異なります。
以下に振込方法と手数料の一覧表を掲載したので、詳しい料金はこちらを参考にしてください。
入金方法 | 入金手数料 | 金融機関の手数料 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 【入金額が1万円未満】 980円 ※決済代行会社によっては1,500円 【入金額が1万円以上】 無料 | 各銀行ごとの振込手数料 |
クレジットカード デビットカード (いずれもVISA・JCB) | 無料 | 無料 |
bitwallet (ビットウォレット) | 無料 | クレジットカード/デビットカード:8~8.5% 国内送金:無料 |
STICPAY (スティックペイ) | 無料 | 1~3.85% |
BXONE (ビーエックスワン) | 無料 | 無料 |
Apple Pay (アップルペイ) | 無料 | ‐ |
国内銀行送金は入金額が1万円未満の場合のみ入金手数料として980円がかかり、別途金融機関ごとの手数料も発生します。
できるだけ手数料を抑えたい人は、入金手数料も金融機関の手数料もかからないクレジットカード・デビットカード、もしくはオンラインウォレットのBXONEがおすすめです。
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XMTradingの出金時の手数料
XMは、40万円以上を出金する場合どの方法であっても出金手数料は発生しません。
ただし、金融機関の手数料が別途発生するものがあります。
出金方法 | 出金手数料 | 金融機関の手数料 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 40万円以上の出金:無料 40万円未満の出金:2,500円 | 各銀行ごとの手数料 |
クレジットカード デビットカード (VISA) | 無料 | 無料 |
bitwallet (ビットウォレット) | 無料 | 824円 |
STICPAY (スティックペイ) | 無料 | 国内銀行送金:800円+送金額の1.5% |
BXONE (ビーエックスワン) | 無料 | 国内銀行送金:送金額の1% (最低手数料2,000円) |
40万円未満の場合、国内銀行送金を利用すると出金手数料2,500円と金融機関の手数料がかかるためご注意ください。
手数料が一切かからない方法はクレジットカードもしくはデビットカードのみ。
ただし出金に利用できるのはVISAカードに限定されているため、VISAカードを持っていない人は出金額や金融機関の手数料を比較してコストが少ないものを選びましょう。
XMではマネー・ローンダリングやテロ資金供与対策のため「銀行口座以外の出金方法を選ぶ場合、入金額までしか出金できない」というルールを設けています。
たとえばクレジットカードで5万円入金し8万円の利益が出た場合、クレジットカードで出金できるのは5万円まで。
残り3万円の出金は銀行送金のみ可能です。
入金額以上の出金を行う場合は、銀行送金による手数料が発生する点に注意しましょう。
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XMTradingでの国内銀行送金による出金手数料の比較
XMで国内銀行送金を利用した場合、40万円以上であれば手数料はかかりません。
ただし海外送金を利用した場合は、下記のように各銀行ごとの出金手数料が発生します。
主要銀行 | 出金手数料 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 1,500円+出金額の0.05% (最低2,500円) |
三井住友銀行 | 1,500円+出金額の0.05% (最低2,500円) |
みずほ銀行 | 2,500円 |
新生銀行 | 2,000円 |
楽天銀行 | 出金額の0.05% (最低2,500円) |
ソニー銀行 | 国内送金:2,500円 海外送金:無料 |
上表に記載した銀行のうち、おすすめなのは海外送金が無料のソニー銀行です。
国内送金では2,500円の手数料が発生しますが、主要銀行はいずれも最低2,500円かかるためソニー銀行の利用で損することはありません。
また以下の銀行は海外送金に対応していないことから、XMでは利用できないためご注意ください。
【XMで利用できない銀行】
- ゆうちょ銀行
- PayPay銀行(ジャパンネット銀行)
- セブン銀行
その他、XMの出金に関する注意点や着金までの期間については公式サイトでチェックできます。
XMTradingのゼロ口座の取引手数料
XMの「XMゼロ口座」は、最小0.01ロットから取引できる総取引コストの低さが特徴の口座です。
取引手数料は銘柄によって異なりますが、総取引のコストは以下の計算式で求められます。
【平均スプレッド】+【取引手数料】=【取引コスト】
例)USD/JPYを1ロット取引した場合
0.1pips(100JPY)+10USD(1,300JPY)=1,400JPY
本記事では銘柄別の取引手数料についてまとめているので、XMユーザーの人はそちらの数値を参考に取引コストを計算してみましょう。
これからゼロ口座を開設する予定の人は、取引手数料を支払うタイミングについても併せてご確認ください。
銘柄別の取引手数料
XMゼロ口座で利用できる銘柄の取引手数料は以下の通りです。
【XMゼロ口座】銘柄別の取引手数料の一覧
※タップで開きます
商品(銘柄) | 1ロットの取引手数料(片道) |
---|---|
AUDCAD | 5 AUD |
AUDCHF | 5 AUD |
AUDJPY | 5 AUD |
AUDNZD | 5 AUD |
AUDUSD | 5 AUD |
CADCHF | 5 CAD |
CADJPY | 5 CAD |
CHFJPY | 5 CHF |
CHFSGD | 5 CHF |
EURAUD | 5 EUR |
EURCAD | 5 EUR |
EURCHF | 5 EUR |
EURDKK | 5 EUR |
EURGBP | 5 EUR |
EURHKD | 5 EUR |
EURHUF | 5 EUR |
EURJPY | 5 EUR |
EURNOK | 5 EUR |
EURNZD | 5 EUR |
EURPLN | 5 EUR |
EURRUB | 5 EUR |
EURSEK | 5 EUR |
EURSGD | 5 EUR |
EURTRY | 5 EUR |
EURUSD | 5 EUR |
EURZAR | 5 EUR |
GBPAUD | 5 GBP |
GBPCAD | 5 GBP |
GBPCHF | 5 GBP |
GBPDKK | 5 GBP |
GBPJPY | 5 GBP |
GBPNOK | 5 GBP |
GBPNZD | 5 GBP |
GBPSEK | 5 GBP |
GBPSGD | 5 GBP |
GBPUSD | 5 GBP |
NZDCAD | 5 NZD |
NZDCHF | 5 NZD |
NZDJPY | 5 NZD |
NZDSGD | 5 NZD |
NZDUSD | 5 NZD |
SGDJPY | 5 SGD |
USDCAD | 5 USD |
USDCHF | 5 USD |
USDDKK | 5 USD |
USDHKD | 5 USD |
USDHUF | 5 USD |
USDJPY | 5 USD |
USDMXN | 5 USD |
USDNOK | 5 USD |
USDPLN | 5 USD |
USDRUB | 5 USD |
USDSEK | 5 USD |
USDSGD | 5 USD |
USDTRY | 5 USD |
USDZAR | 5 USD |
GOLD | 5 USD |
SILVER | 5 USD |
上表の取引手数料はエントリー注文時に発生する料金(=片道分)のみ。
ゼロ口座では片道5通貨分、往復(※)10通貨の取引手数料が別途発生します。
(※)エントリー注文後、ポジションを決済した段階で発生する取引手数料のこと
取引手数料を支払うタイミング
XMでは利用している取引プラットフォームによって、下記のように取引手数料を支払うタイミングが変わります。
【XMで取引手数料を支払うタイミング】
- MT4
…ポジションをオープンするタイミングで往復10通貨 - MT5
…ポジションオープン時に片道5通貨、ポジションクローズ時に残りの5通貨
取引手数料はMT4/MT5のターミナル「取引」タブから確認可能です。
それぞれ口座残高から取引手数料分が差し引かれるため、残高を事前に確認しておきましょう。
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XMTradingの口座維持手数料
XMでは休眠口座になった場合に限り毎月5ドルの口座維持手数料が発生します。
休眠口座となるのは入出金や取引をせずに90日間以上放置した場合です。
口座が再開されるまで維持手数料が差し引かれてしまうため、できるだけ早く口座を復活させましょう。
また、XMでは休眠口座の状態から口座凍結に移行する場合があります。
口座凍結されるとさまざまな機能が制限されてしまうため、どのような場合に凍結されるのかしっかり確認しておきましょう。
休眠口座の復活方法
休眠口座の復活方法には以下の2つがあります。
【XMの休眠口座を解除する方法】
- MT4/MT5へログインして取引する
- XMの会員ページにログインして入出金手続きをする
どちらかの方法でログインして取引するだけで非アクティブ状態が解消されるため、すぐに復活させられるのが特徴です。
口座凍結と休眠口座の違い
休眠口座の状態で口座残高がゼロになり、口座維持手数料が払えなくなって90日間が経過すると、自動的に口座凍結へと移行します。
規約違反による口座凍結とは異なり復活は可能ですが、再登録の手続きが必要なため休眠口座の復活よりも手間がかかります。
また下記のように、休眠口座とは違いほとんどの機能が利用できなくなるのも口座凍結の大きなデメリットです。
口座凍結 | 休眠口座 | |
---|---|---|
会員ページへのログイン | 不可 | 可 |
MT4/MT5へのログイン | 不可 | 可 |
入出金 | 不可 | 可 |
取引 | 不可 | 可 |
口座維持手数料 | なし | $5ドル(相当額) |
解除方法 | 再登録手続き(新規口座開設)をする | 入出金 or 取引をする |
XMP(XMポイント) | 消滅する | 消滅する |
ボーナス(※) | 消滅する | 消滅する |
口座が凍結もしくは休眠した場合、それまでに貯めたボーナスが消滅してしまう点にも注意しましょう。
ボーナスが多く残っている場合は、少額でも良いので定期的に取引するのがおすすめです
XMTradingの確定申告による手数料やかかる費用
XMのような海外FXを利用して利益が出た場合、給与取得者は年間20万円以上、非給与所得者は年間48万円以上で確定申告が必要になります。
年間利益額はXMの会員ページやXMアプリから簡単に確認できるため、申告期日までに余裕をもって準備できるよう定期的にチェックしておくと良いでしょう。
また、FX取引で支払った費用のなかには経費計上できるものがあります。
経費として申告すれば節税効果が得られるため、確定申告の前にしっかり確認しておきましょう。
経費計上できる費用
FX取引で必要経費として認められる費用には、以下が挙げられます。
【FX取引における必要経費の例】
- FXに関する書籍やセミナーの参加費用
- FXに関するセミナー参加のための交通費・宿泊費
- FX関連の人物や会社との交際費
- インターネット使用料
(プライベートと併用の場合は按分が必要) - FX取引に使う機器の購入費・月額利用料
(プライベートと併用の場合は按分が必要) - 家賃・光熱費
(個人宅は按分・事務所は全額経費) - VPSのレンタル費用・EA(自動売買)ソフトの購入費用
FXに関わる出費は経費として計上可能です。
ただし、スマホやインターネットなどのようにプライベートでも使用しているものに関しては、FXの使用割合を計算して申告(按分)する必要があります。
按分した場合の一般的な使用割合は通信費が3割~4割、家賃・光熱費が2~3割です。
また、経費計上したものは日付や料金などがハッキリわかる明細書を7年間(白色申告は5年間)保存しなければなりません。
必要経費として認められるかどうかは税務署の判断次第です。
経費計上した内容が認められなかった場合、確定申告後の修正が必要になり後から所得税などを収めなければいけない場合もあるので注意しましょう。
「ちゃんと経費として申告できるか不安…」など確定申告に不安がある人は、税理士に依頼しておくと安心です。
ゼロ口座の取引手数料は経費にできない
XMゼロ口座で発生した取引手数料は経費計上ができません。
なぜならゼロ口座の取引手数料は取引時点ですでに口座残高から差し引かれており、すでに取引利益と相殺して計上されているためです。
XMで取引手数料を経費計上してしまうと税務署のチェックが入る可能性があるため、申告内容を間違えないようにしましょう。
XMTradingの手数料についてよくある質問
最後にXMの手数料に関するよくある質問と回答を紹介します。
「どんなときに手数料が発生するのか」「手数料が高額になることはあるのか」などの不安がある人は、XMでの取引前に答えをチェックしておきましょう。
XMでは口座開設に手数料は発生する?
XMには4つの口座タイプがありますが、どれも開設による手数料は発生しません。
さらに4つとも「ゼロカット方式の採用」や「ロスカット水準が20%」となっているため、追証の心配がなく強制ロスカットもされにくいのが特徴です。
XMで新規口座開設を検討している人は最大レバレッジやボーナスの有無、注文数などを比較して自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
XMでは追加の口座開設に手数料は発生する?
すでにXMで口座を持っている場合、追加で口座を開設しても手数料はかかりません。
「どの口座にするか決められない!」という場合は、複数口座を開設してみても良いでしょう。
ただし、口座開設後に90日以上放置していると口座維持手数料が発生するうえ、最終的には口座凍結されてしまうため要注意。
追加口座はマイページから解約できるため「使ってみたけど合わなかった」という場合は早めに解約しておくと安心です。
XMでは入会に手数料(入会金)はかかる?
XMは入会金などの入会に関わる手数料は一切かかりません。
反対に、入会時には新規口座開設ボーナスとして13,000円分のボーナスが付与されるキャンペーンを実施しています。
ボーナスは証拠金として取引に利用できるため、まだXMに入会していない人はこの機会に口座を開設してみましょう。
\ 新規口座開設で13,000円のボーナスがもらえる /
XMで口座開設した場合に年会費はかかる?
XMの口座を開設しても年会費はかかりません。
コンスタントに取引していれば口座維持に関する手数料は発生しないため、長期的に海外FXの利用を考えている人でも安心です。
ただし取引のない状態が90日以上続くと、休眠口座となり毎月5ドルの口座維持手数料が発生してしまうためご注意ください。
XMで高額の手数料が発生するのはどんなケース?
XMで高額の手数料が発生するケースは「休眠口座の状態が長く続いた状態」です。
休眠口座になると口座維持手数料として毎月$5ドルの支払い(口座引き落とし)が必要になるため、休眠期間が長くなればなるほど手数料の支払総額が高くなってしまいます。
とはいえ定期的に取引をする人であれば、XMで高額な手数料がかかる心配はありません。
XMの複数口座が休眠した場合は口座維持手数料はどうなる?
XMで複数口座が休眠してしまった場合、各口座ごとに維持手数料が発生します。
もし最大の8口座すべてが休眠してしまった場合には、毎月$40ドルもの手数料がかかるため注意しましょう。
とはいえXMではアカウント単位(※)で稼働状況が判定されているため、いずれか1つの口座で取引や入出金を行えば休眠口座になる心配はありません。
(※)凍結は口座ごと
XM自体を長期間利用しない場合には、複数口座が休眠状態にならないよう口座の解約をしておいた方が安心です。
XMの休眠口座に残高がない場合は口座維持手数料はどうなる?
休眠口座に残高がなくなっても口座維持手数料分がマイナスになることはありません。
ただし残高が500円未満になり、手数料が払えない状態で90日間が経過すると自動的に口座凍結されます。
口座が凍結されてしまうと、再登録(新規口座開設)の手続きが終わるまで復活できなくなってしまうのでご注意ください。
休眠口座になってしまったら、一度取引や入金を行って早めにアクティブ状態へ戻しておきましょう。
XMの休眠口座を復活させる際に何か手数料はかかる?
XMの休眠口座の復活に手数料はかかりません。
MT4もしくはMT5にログインして取引をおこなうだけで休眠口座が復活するため、再登録(新規口座開設)の手続きも不要です。
またボーナスを利用した取引でも休眠口座は復活します
銘柄の指定もないので、休眠口座になってしまったら早めに一度好きな銘柄で取引しておきましょう。
XMではスリッページコストは発生する?
XMはスリッページコストが発生しにくく、幅が小さいのが特徴です。
スリッページが起きるのは、通信環境や売り手買い手のバランスが悪く注文や決済のタイミングがズレるのが主な原因です。
また、FX業者とトレーダーが直接やり取りする「DD方式」を採用している場合、意図的にスリッページを発生させている可能性も考えられます。
その点XMの場合は約定率(※)が高くFX業者が取引に介在しない「NDD方式」を採用しているため、スリッページが起きにくいです。
(※)注文した通りに取引が成立する確率
約定率の高い業者で安心して利益を狙いたい人は、ぜひXMを活用してみましょう。
XMTradingの手数料が発生するのは5パターン
XMTradingの手数料が発生する5つのパターンを最後にもう一度確認しておきましょう。
【XMで手数料が発生するパターン】
- 入金手数料(国内銀行の送金で入金額が1万円未満)
- 出金手数料(国内銀行で40万円未満の出金)
- 入出金時に発生する金融機関の振込手数料
- XMゼロ口座の取引手数料
- 休眠口座の口座維持手数料
XMの場合、国内銀行送金でなければ基本的に手数料はかかりません。
ただし利用頻度が極端に少ない場合は休眠口座による口座維持手数料が発生するほか、ゼロ口座は取引手数料がかかります。
口座ごとにメリット・デメリットがあるため、それぞれの違いを踏まえて自分に合った口座を選びましょう。