XMの両建てに必勝法はある?禁止取引はばれる!ルールを紹介

当記事は外国為替証拠金取引(FX取引)に関する情報提供のみを目的としています。日本国外に居住する人を対象とし、日本居住者に対して投資の勧誘等を行うものではありません。
XMの両建てに必勝法はある?禁止事項や取引ルールを紹介

XMは両建て取引が可能です。

損失リスクを最大限まで下げることができるため、両建ては最強と言われることもあります。

ですが結論から言って、両建てで必ず勝てる必勝法はありません。

この記事では、XMの両建てについて詳しく紹介します。

XMの口コミ・評判を知りたい方は「XMの口コミ・評判は?信頼性の実態や注意点を徹底解説」で紹介しているので参考にしてみてください。

目次

XMは両建てできる!

XMでは、同一口座間でのみ両建てが可能です。

禁止事項に該当する「複数口座間」「複数業者間」「複数人」での両建てをしなければ、制限なく両建てできます。

XMの両建てはロスカットを防いだり、XMポイントを貯めるのに有効です。

ルールに則って両建てを行うことで、含み損益を固定しながら利益のチャンスを伺いながら取引ができます。

XMの両建てに必勝法はない

XMの両建てに必勝法はありません。

ただし1つの通貨ペアで売りと買いのポジションを同時に持つことで、低リスクで取引が可能です。

例えばUSDJPY=140円の売りと買いのポジションを同時に持つとします。

その後USDJPYが135円に低下しても、売買ポジションそれぞれ保有していれば含み損益で相殺され損失が0円になります。

「損益0円なら意味ないのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、XMは取引ごとにポイントが貯まったり、損益を固定できるので予期せぬロスカットを防ぐことができます。

利益を出すため、というよりも損失を減らしてコツコツポイントを貯めるのに両建てを活用するのがおすすめです。

XMの両建ての禁止事項

XMは両建て可能ですが、利用規約によって禁止されている取引があります。

禁止事項に該当する取引をすると、口座凍結やアカウント削除などのペナルティのリスクがあります。

XMで両建てをする際には事前に確認しましょう。

複数口座間での両建て

XMでは、複数口座間での両建てを禁止しています。

XMは、最大8口座まで開設が可能です。

こうした複数口座で同一商品の売りと買いのポジションを同時に保有すると、トレンドが上昇した際に、一方は含み益が発生し一方ではゼロカットシステムによって入金額以上の含み損が発生しなくなります。

XMのゼロカットシステムは口座別に適用されるため、含み益が発生した口座に利益がかさんでいくわけです。

複数口座間での両建てはゼロカットシステムの悪用と判断され、ペナルティの原因となります。

XMのゼロカットシステムについては「XMでゼロカットされない理由!仕組みやメリット・デメリットを紹介」の記事も参考にしてください。

複数業者間での両建て

XMでは、複数業者間での両建てを禁止しています。

XM以外の海外FX業者、例えばFXGTやTitanFXなどで開設した口座を使って、同一商品の売りと買いのポジションを同時に保有する手法です。

一方の口座で大きな含み益が発生すると、一方の口座ではゼロカットシステムによって入金額以上の含み損は発生しません。

必ず利益が発生する手法になるので禁止されているわけです。

「複数業者間での両建てはバレないのでは?」とお考えの方もいるでしょう。

しかし海外FX業者は、それぞれ悪質なトレーダーの情報を共有しています。

バレれば複数業者でペナルティを受けるリスクがあるので注意してください。

複数人での両建て

XMでは、複数人での両建ても禁止しています。

組織的に、同一商品の売りと買いのポジションをそれぞれのアカウント・口座で同時に保有する手法です。

これまで紹介してきた禁止事項と同じく、必ず利益が発生する手法となるので禁止されています。

海外FX業者のサーバー経由で組織的な両建て取引はバレる可能性が高いので、行わないように注意しましょう。

XMの両建てのデメリット

XMの両建てにはデメリットもあります。

  1. 取引コストが2倍かかる
  2. ポジションの長期保有には向いていない

取引コストが2倍かかる

両建ては、1つの通貨ペアで売りと買いのポジションを同時に持つ手法です。

そのため、スプレッドによる取引コストが単一トレードよりも高くなります。

取引コストを抑えるなら、メジャー通貨ペアで両建てを行うようにしましょう。

マイナー通貨ペアはスプレッドが広がりやすく、損益を固定する目的以前にコスト大きくなるので注意しましょう。

ポジションの長期保有には向いていない

XMで両建てする場合、ポジションを長期保有するのはおすすめできません。

両建て状態を維持しようとポジション保有を続けると、スワップポイントが発生します。

相殺できるのは含み損益のみなので、マイナススワップによるコストは発生してしまうわけです。

XMでの両建ては、スキャルピングなど短期取引と組み合わせて行うのがいいでしょう。

XMのスキャルピングについては「XMはスキャルピング禁止?向かないって本当?難しいと言われる本当の理由」の記事を参考にしてください。

XMの両建てのメリット

XMで両建てするメリットを紹介します。

  1. 必要証拠金0円で取引できる
  2. XMポイントを効率よく貯められる
  3. ポジションを保有したまま相場の様子見ができる

必要証拠金0円で取引できる

XMの両建てのメリット1つ目は、必要証拠金0円で取引できることです。

売りと買いポジションを同時に保有すると、必要証拠金が相殺されます。

XMにおいて両建てをしているポジションの証拠金は相殺されるため、ポジションを持っていないのと同じ状態になります。

その分有効証拠金に余裕が生まれるので、追加でポジションを保有し効率的に取引にチャレンジできます。

XMポイントを効率よく貯められる

XMの両建てのメリット2つ目は、XMポイントを効率よく貯められることです。

XMポイントとはXMの取引で自動的に貯まるポイントで、ロイヤルティプログラムというボーナスキャンペーンの一種です。

1ロット取引のたびにポイントが貯まり、貯まったポイントはボーナスや現金に換金することができます。

両建ては、損益を固定しながらXMポイントを貯めることができるので、コスパよくロイヤルティプログラムに参加可能です。

ポジションを保有したまま相場の様子見ができる

XMの両建てのメリット3つ目は、ポジションを保有したまま相場の様子見ができることです。

含み損益を固定することで、損切りタイミングを伸ばすことができます。

するとポジションを保有したままトレンドの動きを確認できるので、最適なタイミングで決済が可能です。

XMの両建てに関するよくある質問

XMの両建てに関するよくある質問を紹介します。

XMで両建ては禁止されていますか?

XMで両建ては禁止されていません。

公式で両建て可能であることが明記されています。

XMの両建ての禁止事項はありますか?

XMは両建て可能ですが、禁止事項があります。

  • 複数口座間での両建て
  • 複数業者間での両建て
  • 複数人での両建て

必ず利益がでるような手法は禁止されています。

ルールに則らないと、口座凍結やアカウント停止のリスクがあります。

XMの両建てでナンピンはできますか?

XMの両建てでナンピンは可能です。

ナンピンとは、含み損に逆らわず同じ方向にポジションを増やして平均取得価格を下げたり上げたりして損失回避を狙う手法です。

両建てを組み合わせることで損失を最小限に抑えることができますが、損失がゼロになるわけではありません。

ナンピンだけでは勝てないので注意してください。

XMの両建てにおすすめの口座タイプはどれですか?

XMの両建てにおすすめなのはKIWAMI極口座です。

スプレッドが狭くもっとも取引コストを抑えて取引ができる口座タイプです。

さらにスワップフリーなので、両建てのデメリットであるマイナススワップがかさみやすい点をカバーしてくれます。

マイナススワップを気にせずポジションの長期保有で両建て可能な口座タイプとなっています。

XMの両建てまとめ

XMの両建ては、損失リスクを抑えながら取引経験を重ねられる点では確かに最強といえます。

しかし必ず勝てる必勝法があるわけではありません。

両建て取引をしても、必ず利益が生まれることはないので注意してください。

メリット・デメリットを理解して、XMで両建て取引を検討してみてください。

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この記事を書いた人

「株式会社ファイナンスラボ編集部」は、FX取引歴10年以上の経験豊富なメンバーが集まるチームです。最新の市場動向やブローカー情報を常に把握し、読者に対して最も信頼性の高い情報を提供することを心がけています。

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