TitanFXのゼロカットシステムとは、トレーダーの追証の支払いリスクを保証する仕組みです。
急な相場変動によって口座残高がマイナスになっても、入金額以上の損失はTitanFXが無償で補填してくれます。
「ゼロカットシステムはどのタイミングで適用されるの?」
「何回でもゼロカット処理してもらえるの?」
この記事では、TitanFXのゼロカットシステムについて詳しく紹介します。
- TitanFXはゼロカットシステムを採用している
- ゼロカットが適用される前に、マージンコール・ロスカットがある
- ゼロカットのタイミングは各営業日のロールオーバ後
- ゼロカット制度を乱用・悪用した取引は対象外になる
- ゼロカットシステムはあくまでもリスク回避の最終手段である
公式サイト:https://titanfx.com/jp
TitanFXのゼロカットシステムの仕組みとは?
TitanFXは、ゼロカットシステムを採用する海外FX業者です。
急な価格変動によって口座残高がマイナスになると、追証としてトレーダーに追加支払いが求められます。
国内FXはゼロカットシステムを採用していないため、追証を支払わなくてはいけません。
一方でTitanFXは、ゼロカットシステムを採用しているので、追証リスクなしで安心して取引が可能です。
TitanFXがゼロカットシステムを採用する理由
TitanFXがゼロカットシステムを採用するのは、トレーダーの損失リスクを最小限に抑えるためです。
TitanFXは最大1,000倍〜500倍のレバレッジで取引できるため、市場の急落時に大きな損失が発生するリスクがあります。
トレーダーがリスクを恐れて取引量が減ってしまうのは、TitanFXにとってデメリットです。
ゼロカットシステムがあることで、トレーダーは大きな損失リスクを気にせず、取引に集中することができます。
トレーダーにもTitanFXにもメリットしかないため、ゼロカットシステムを採用しているわけです。
TitanFXのゼロカットシステム適用までの流れ
TitanFXのゼロカットシステムが適用されるまでの流れを紹介します。
業者的にもゼロカットシステムでトレーダーの追証を補填するのは大きなコストです。
ゼロカットシステムが乱用されないように、TitanFXでは適用までに3つの流れがあります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
マージンコール|証拠金維持率90%
TitanFXのマージンコールは、証拠金維持率90%に設定されています。
マージンコールは、登録済のメールアドレスにアラートメールが届きます。
マージンコールが届いたら、不要なポジションを決済するか、証拠金を追加して証拠金維持率を上昇させてください。
マージンコール発動時は、新規のポジションがエントリーできなくなります。
ロスカット|証拠金維持率20%
TitanFXのロスカットは、証拠金維持率20%に設定されています。
マージンコールが届いた後も損失が膨らんだ場合に、ロスカットが作動します。
含み損の大きいポジションから強制的に決済されます。
証拠金維持率が20%になった時点で強制的に作動するため、ロスカットを回避するには適切なタイミングでの損切りが必要です。
損切りは、損失を最小限に抑えるために身につけましょう。
ゼロカット|口座残高がマイナス
TitanFXのゼロカットは、強制ロスカット作動後に口座残高がマイナスになることで適用されます。
ゼロカットは、次営業日のロールオーバーの時間後に適用されます。
- 夏時間:午前6時
- 冬時間:午前7時
ロールオーバー後、業者によって取引口座で不正な取引や禁止行為が行われていないか審査されます。
審査通過後に、追証分がTitanFX側で補填され口座残高が0円になります。
審査の影響でゼロカット処理まで時間がかかるケースもあります。
業者によってはマイナスが発生したら即時ゼロカットが適用されることもありますが、TitanFXは早くても翌営業日のロールオーバー後になることは覚えておきましょう。
TitanFXのゼロカットシステムの注意点
TitanFXのゼロカットシステムには注意点もあります。
ゼロカットシステムが適用されない取引がある
TitanFXのゼロカットシステムは、すべての口座タイプ・銘柄の取引において適用されます。
しかし意図的にゼロカットシステムを狙って無理な取引をするなど禁止行為を行った場合、ゼロカットシステムの対象外となります。
「複数口座間での両建て取引による追証」や「窓開けを狙った大きな取引による追証」は、ゼロカットシステムの対象外になる可能性が高いので注意しましょう。
口座残高がマイナスになった直後にゼロカットが適用されるわけではない
ゼロカットシステムが適用されるタイミングは、業者によって異なります。
TitanFXは自動的にゼロカットシステムが作動するものの、タイミングは各営業日のロールオーバー後です。
日中に追証が発生した場合、ロールオーバー後までは追証が請求された状態になります。
「ゼロカットが適用されない…どうしよう…」と焦らず、執行タイミングを待ちましょう。
ゼロカット前の入金はマイナス分と相殺される
追証が発生してからゼロカットシステムが適用されるまでの間に、入金は避けましょう。
追証の補填として、入金額が相殺される可能性があります。
ゼロカットシステムが適用される前に入金手続きがしたい場合は「TitanFXのゼロカットシステム処理前に入金はできる?」で入金することができます。
TitanFXのゼロカットシステムに関するよくある質問
TitanFXのゼロカットシステムに関するよくある質問を紹介します。
TitanFXのゼロカットシステムはすべての口座に適用される?
TitanFXのゼロカットシステムは、すべての口座タイプに対応しています。
- Zeroスタンダード口座
- Zero ブレード口座
- Zeroマイクロ口座
また口座タイプごとの適用なので、1つの口座タイプでゼロカットが作動した場合に複数口座でゼロカットが作動することはありません。
TitanFXのゼロカットシステムはどのタイミングで適用される?
TitanFXのゼロカットシステムが適用されるタイミングは、各営業日のロールオーバー後です。
夏時間の6時、冬時間の7時に自動的に適用されます。
TitanFXのゼロカットシステムは事前に申請が必要?
TitanFXのゼロカットシステムは、事前に申請は必要ありません。
口座残高がマイナスになり、営業日のロールオーバー後に自動的にゼロカットが作動します。
TitanFXのゼロカットシステム処理前に入金はできる?
追証が発生してからゼロカットが作動するまでに時間がかかるケースがあります。
ゼロカットシステム処理前に入金したい場合は、「ゼロカット補填依頼申込フォーム」より手続きを行いましょう。
申請することで、マイナス分と相殺されてしまった入金額が口座残高に返金されます。
TitanFXのゼロカットシステムは何回でも使っていい?
TitanFXのゼロカットシステムに回数制限はありません。
ただゼロカットシステムはあくまでも、取引におけるリスク回避の最終手段です。
ゼロカットが作動しないよう適切なタイミングで損切りを行い、リスク回避をするのが先決です。
TitanFXのゼロカットシステムが適用されないケースはある?
TitanFXのゼロカットシステムの作動可否は、トレードオペレーション部による精査の上で適用が決まります。
ゼロカット制度を乱用・悪用したお取引であると判断した場合、ゼロカット補填を行わない場合がございます事を予めご了承ください。
引用:TitanFX|ゼロカット制度について
明らかにゼロカット狙いのハイリスクな取引は、適用外になる可能性もあるので注意してください。
TitanFXのゼロカットシステムまとめ
TitanFXのゼロカットシステムは、設定や申請は必要なしで自動的に適用されます。
トレーダーが追証を負担する必要がないので、借金のリスクを考えずに取引が可能です。
ただしゼロカットを意図的に狙うような取引は、適用対象外にカウントされる場合もあります。
ゼロカットシステムはあくまでもリスク回避の最終手段。
マージンコールが発生したタイミングで早急に損切りを行い、次の取引の戦略を立てるようにしましょう。