海外FXは、魅力的なハイレバレッジやボーナスキャンペーン提供の一方で、出金拒否などによる危険性の観点でおすすめしないという声があります。
この記事では、海外FXはおすすめしない・やばいと言われる理由を紹介していきます。
海外FXを使おうか迷っている方、安全性の高い環境でFX取引をしたい方、必見です。
海外FX業者名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
XM | ・日本人トレーダーの利用者がもっとも多い ・入金不要ボーナスや入金ボーナスが豪華 ・ハイレバレッジを活用してさまざまな通貨ペアの取引ができる | XMの公式サイト |
FXGT | ・ボーナスが豪華 ・取引実績が多い | FXGTの公式サイト |
AXIORY | ・信託保全採用の安全性が高い海外FX業者 ・最大レバレッジ2,000倍 ・複数の口座タイプを提供 | AXIORYの公式サイト |
海外FXはおすすめしない・やばいと言われる理由

海外FXはおすすめしないと言われる理由を一つ一つ解説していきます。
海外FXには「おすすめしない」「やばい」と言われる所以があるんです。
日本の金融庁が警告をしている
海外FXはおすすめしないと言われる理由1つ目は、日本の金融庁が警告している点です。
海外FXは、日本の金融庁が発行するライセンスを保有していません。
そのため金融庁は、無登録の海外FX業者での取引をしないよう警告をしています。
悪質な海外FX業者による出金拒否や連絡がとれないといったトラブル報告を受けて、トレーダーの安全を守るために当然といえば当然の警告と言えるでしょう。
ただ金融庁は、悪質な業者も安全な業者もすべて一括りに取引しないよう警告しています。
というのも仮に金融庁が「安全です」と挙げた海外FX業者でトラブルが起きた場合、責任問題が生じるからです。
すべての業者の利用を警告しています。
海外FX取引は違法ではない
海外FXを利用して取引を行うことは、違法ではありません。
ただ海外FXは、日本の金融庁の規制外でサービスを提供しているため、サービス利用によって生じるトラブルは全てトレーダーの自己責任になります。
そのため日本の金融庁は、安全面を担保できないことを理由に、『海外FXの利用を避けるよう』注意喚起をしています。
注意喚起=違法ではないですが、海外FXを利用する際は、安全に取引できる業者かどうかをチェックしましょう。
信託保全が義務化されていない
海外FXはおすすめしないと言われる理由2つ目は、信託保全が義務化されていない点です。
信託保全とは、顧客資金をFX業者の運営資金とは別に第三者機関(信託銀行)で管理する方法のこと。
信託保全の場合、仮にFX業者が倒産しても預けた資金は第三者機関から全額返金されることが保証されています。
しかし海外FXは信託保全ではなく、分別管理で顧客資金を管理している業者が多いです。
分別管理の場合も顧客資金は業者の運営資金とは別で管理されますが、安全度は信託保全の方が断然高いです。
出金拒否のリスクがある
海外FXはおすすめしないと言われる理由3つ目は、出金拒否のリスクがある点です。
海外FXは国内FXと比べて規制が緩く、出金拒否のリスクが高いと言われています。
出金拒否が起こる主な原因は以下です。
- 悪質な業者による意図的な出金拒否
- 禁止行為に抵触する取引による利用規約違反
- 出金条件の未達成
「口座開設ボーナス30,000円」「300%入金ボーナス」などの豪華なボーナスでトレーダーの口座開設を誘い、意図的に出金拒否を引き起こす悪質業者が存在します。
ただ、安全性が高く信頼できる大手海外FX業者において、悪質な出金拒否の事例は報告されていません。
大手海外FX業者の利用で出金トラブルが起こるケースは、禁止行為への抵触や出金条件の未達成が原因となります。
- 複数口座・業者を利用した両建て行為
- 裁定取引(アービトラージ)
- 窓埋めのみを狙う取引
- 経済指標発表前後のみを狙う取引
- ボーナスを悪用した取引
利用規約を守って取引を行えば、出金拒否は避けられます。
海外FXを始める際は、運営実績のある信頼できる業者を利用しましょう。
利益が出ると税金が高い
海外FXはおすすめしないと言われる理由4つ目は、税金の高さです。
海外FXと国内FXは課税制度が異なります。
国内FXは一律20.315%の税率が適用される一方、海外FXは所得に応じて税率が変動する累進課税です。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
年間の所得が330万円を超えると、海外FXの方が税率が上がり納めなければいけない税金が高額になります。
稼げば稼ぐほど高い税率が適用される点が、海外FXは「おすすめしない」と言われる理由にもなっています。
スプレッドが広く設定されている
海外FXはおすすめしないと言われる理由5つ目は、スプレッドが広く設定されている点です。
スプレッドとは、取引ごとに発生するコストのこと。
海外FXは、ハイレバレッジ環境やボーナスキャンペーンを提供する代わりに取引ごとのコストを主な収益としています。
また国内FXは数値が一定の固定スプレッド制を採用しているのに対して、海外FXは変動スプレッド制を採用。
取引に業者が介入しないNDD方式のため、相場状況や時間帯によってスプレッドが変動します。
価格変動に応じてスプレッドが広くなったりするので、タイミングを誤るとスプレッドで損をする可能性もあります。
そのため国内FXでスキャルピングをしていた方は、「難しそう」と感じるかもしれません。
ハイレバレッジで損失リスクが大きい
海外FXはおすすめしないと言われる理由6つ目は、ハイレバレッジによる損失リスクです。
海外FXの魅力とも言えるハイレバレッジですが、見方によってはハイリスクです。
国内FXは金融庁による制限により最大レバレッジ25倍に固定されていますが、海外FXなら業者によって21億倍(実質無制限)の最大レバレッジを提供しています。
大きなリターンが期待できる一方で、少しの価格変動で資金がすべてなくなる危険性も。
ハイレバレッジを効かせることばかり考えるとギャンブル要素が高くなるため、海外FXは「おすすめしない」という声も挙がります。
海外FXのおすすめしない業者の特徴

海外FXのおすすめしない業者の特徴を紹介します。
メリットの部分はクリアできていても、ここから解説していく項目に該当する業者の利用はやめましょう。
金融ライセンスを取得していない
金融ライセンスを取得していない海外FX業者は、おすすめしない業者です。
金融ライセンスとは、世界各国の金融機関が第三者機関として海外FX業者の監視をしていることを示す証明のこと。
金融ライセンスを取得していない業者は、第三者機関による監視がないため自社の運営体制の透明性が低く、利用するとトラブルに巻き込まれる危険性が高いです。
企業情報が不明瞭
企業情報が不明瞭な海外FX業者は、おすすめしない業者です。
信頼できる業者の公式サイトには、オフィス情報や組織図など企業の透明性を示す情報が掲載されています。
反対にオフィス情報が掲載されていない場合、そもそもオフィスを持たないペーパーカンパニーの可能性が。
ペーパーカンパニーは、企業を運営する資金がないため、顧客から資金を巻き上げてサイトを閉鎖する危険性があります。
トラブルに巻き込まれないよう、必ず公式サイトから企業情報を確認しましょう。
運営実績が少ない
運営実績が少ない海外FX業者も、おすすめしない業者です。
多くのトレーダーから人気の業者は、少なくとも5年以上の運営実績があり、海外と日本でサービスを提供しています。
しかし悪質業者の中には、海外での実績があるように見せかけて日本でのみサービスを提供する業者があります。
そうした業者は、日本人を標的にした詐欺グループである可能性が高いです。
運営会社から5年以上・海外と日本どちらでも実績のある業者を選ぶのが安心です。
日本語サポートの対応がない
日本語サポートの対応がない海外FX業者も、おすすめしない業者です。
日本語対応が不十分の場合、トラブルに巻き込まれたときに解決する労力が大きくなる可能性が高いです。
そもそも信頼性が高く日本人から人気の業者は、どこも日本語サポートが充実しています。
あえて日本語サポートが不十分な業者を選ぶ必要は無いでしょう。
出金トラブルなどの悪い口コミ・評判が多い
出金トラブルなどの悪い口コミ・評判が多い海外FX業者もおすすめしない業者です。
長く運営している業者や人気の業者の場合、SNSで検索してみると必ずいい口コミもあれば悪い口コミもあります。
「出金拒否された」という口コミもありますが、極少数であることからフェイクもしくはトレーダー側の規約違反の可能性が高いです。
そんな中、「口コミ・評判が見当たらない」「悪い評判しかない」業者は、本当に危険な悪質業者の可能性が高いです。
過去にサイト閉鎖した業者が名前を変えてサービスを再開するケースも見受けられるため、新興のブローカーには特に注意してください。
海外FXにおいて、日本人トレーダーの口コミ・評判は参考にして損はないでしょう。
ボーナスキャンペーンが豪華過ぎる
ボーナスキャンペーンが豪華過ぎる海外FX業者も、おすすめしない業者です。
海外FXの魅力の一つに豪華なボーナスキャンペーンがあります。
入金なしでもらえる口座開設ボーナスや入金額に応じてもらえる入金ボーナスなど、トレーダーが有利に取引を進めるのに欠かせないボーナスを提供しています。
しかし「口座開設ボーナス30,000円」や「300%入金ボーナス」など、他業者と比べて明らかに豪華なボーナスは注意が必要。
というのも、こうした豪華なボーナスを餌に入金を促して資金を持ち逃げする悪質な業者の危険性があるからです。
特に新興ブローカーの場合、ボーナスを提供する運営資金がない可能性を疑いましょう。
海外FXのおすすめしないデメリット

日本人トレーダーから人気の海外FXを始めるのは、デメリットもあります。
取引において違法性はないですが、デメリットを理解しないと損をしたりトラブルに巻き込まれるリスクが考えられます。
国内FXと比較しながらデメリットをみていきましょう。
ハイレバレッジ取引はリスクが大きい
海外FXは、業者によって400倍〜無制限のレバレッジをかけて取引ができます。
そのため少ない資金で大きな取引を行えます。
しかしダイナミックな取引が実現できる一方、当然リスクも大きいです。
国内FXにはレバレッジ25倍の規制があるため、最大でも25倍までの損失で抑えることができます。
ですが海外FXの場合、1,000倍や2,000倍の損失が急に発生するリスクがあるワケです。
ゼロカットシステムにより追証はありませんが、稼いだお金が一瞬でなくなるリスクは常に念頭においておきましょう。
スプレッドや手数料によるコストが大きい
海外FXは国内FXに比べて、スプレッドや手数料による取引コストが大きいです。
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
ドル円スプレッド | 0.2pips(固定) | 0.5pips〜(変動) |
取引手数料 | 無料 | 1ロットあたり数ドル(業者、口座タイプにより異なる) |
海外FXは変動スプレッド制を採用しているため、スプレッドが広がるタイミングで取引をすると、コストはどんどん大きくなります。
どちらも取引ごとに発生するコストなので、取引スタイルによっては大きなデメリットとなるでしょう。
利益によって税金が高くなる
海外FXによって利益を得た場合、確定申告の義務が発生します。
その際に納税しなくてはいけない税金が、海外FXは高額になりやすいデメリットがあります。
国内FXによる利益にかかる税率は、申告分離課税といって一律20.315%です。
一方で海外FXによる利益にかかる税率は、利益額によって変動する累進課税。
15%〜55%程度まで課税所得によって税率が変わるため、利益が大きければ大きいほど納税額は高くなるワケです。
海外FXの利益はバレますか?
海外FXの多額の利益は、税務署経由でバレます。
金融機関への追跡調査が入り脱税が明らかになった場合、重加算税というペナルティが発生します。
会社員などの給与所得者は課税対象となる年間所得20万円以上の利益が発生したら必ず確定申告を行いましょう。
信託保全が義務化されていない
海外FXでは信託保全が義務化されていません。
海外FX業者が顧客資金を管理する方法は、2種類あります。
- 信託保全:顧客資金をFX業者の運営資金とは別に第三者機関(信託銀行)で管理する方法
- 分別管理:顧客資金をFX業者の運営資金とは別に自社で管理する方法
信託保全で資金を管理してもらっている場合、仮にFX業者が倒産したら預けた資金が第三者機関から全額返金されることが保証されています。
しかし分別管理の場合、返金は保証されません。
国内FX業者は信託保全が義務化されていますが、海外FX業者の多くは分別管理によって顧客資金を管理しています。
事前に顧客管理の管理方法をチェックする必要があるでしょう。
日本語サポートが十分ではない業者が存在する
海外FXは、業者によって日本語サポートが十分でない場合があります。
公式サイトや取引環境は日本語対応していても、サポートセンターの日本語対応時間が限られているケースが多いです。
サポートが十分でない業者で取引を続けていると、トラブルが生じた際に対応してもらえない可能性が考えられます。
おすすめできない悪質な業者が存在する
海外FX業者の中には、おすすめできない悪質業者も存在します。
- 新興の業者で実績がまだない
- 過去に悪質な出金拒否の事例がある
- 会社情報が不明瞭
- 金融ライセンスを取得していない
- 公式サイトの日本語が怪しい
上記のポイントに1つでも当てはまる場合、『突然サービスを終了して顧客資金を持ち逃げする』詐欺業者の可能性が高いです。
事前に業者の安全性をチェックしないと、大きなトラブルに巻き込まれるかもしれません。
海外FXのメリット

次に海外FXを始めるメリットを解説していきます。
主に国内FXと比較しながら、海外FXにしかない利点をチェックしていきましょう。
ハイレバレッジで少額から取引を始められる
海外FXは、業者によっては無制限レバレッジで取引できます。
そのため、少額の資金で大きな取引が可能です。
例えば、10,000円の資金でレバレッジ1,000倍をかけると単純計算で1,000万円分の通貨に投資できるようになります。
また、業者によって提供されている口座開設ボーナスを活用すれば入金なしでハイレバレッジ取引を始められます。
ボーナスキャンペーンが豊富
海外FXは、業者によってボーナスキャンペーンを提供しています。
中には複数のボーナスキャンペーンを提供する太っ腹な業者もあります。
海外FXでよく見受けられるボーナスキャンペーンは以下です。
- 口座開設ボーナス:口座開設して口座有効化するだけでもらえるクレジットボーナス
- 初回入金ボーナス:初回入金額に応じて決められた割合でクレジットが上乗せされるボーナス
- 入金ボーナス:ボーナス受け取り上限額に達するまで何度でも入金するたびに受け取れるボーナス。
他にも、損失したクレジットが還元されるデポジットボーナスや、期間限定で開催されるボーナスもあります。
ボーナスの提供は、トレーダーの増加・取引量の増加を図るためのFX業者による戦略です。
業者によってはボーナスキャンペーンを提供していないところもあるので、口座開設前によく確認しましょう。
通貨ペア(取引銘柄)が豊富
海外FXは、どの業者も常に50種類以上の豊富な通貨ペアが取引できます。
国内FXは20通貨ほどなので、倍以上の投資先があるワケです。
その中でも、メジャー通貨と呼ばれるEUR/USDやUSD/JPYが、世界的に取引量の多い通貨ペアとなっています。
メジャー通貨は安定した取引環境と比較的狭いスプレッドが特徴で、初心者から上級者まで扱いやすい銘柄です。
ゼロカットシステムで追証が発生しない
海外FXでは、追証が発生しないゼロカットシステムを採用する業者が多くあります。
国内FXでは、証拠金以上の損で口座残高がマイナスになった場合、マイナス分はトレーダー自身が必ず支払わなければいけません(追加証拠金)。
もし追証があれば、ハイレバレッジ取引が当たり前な海外FXの場合、一歩間違えれば数千万以上の借金を背負うリスクも考えられます。
そこで重要になってくるのがゼロカットシステム。海外FX業者がマイナス分の損失をトレーダーに代わって補填してくれるシステムです。
ゼロカットシステムを採用する海外FX業者なら、取引リスクを最小限に抑えることができます。
NDD方式で約定力が高く取引の透明性が高い
海外FXの取引方式の多くは、NDD方式を採用しています。
取引方式には2つあり、トレーダーとFX業者が1対1で取引を行うDD方式と、トレーダーからの注文を直接インターバンク市場に流して取引を行うNDD方式です。
取引の際に仲介が入るか否かが大きな違いで、約定力に差が発生します。
国内FXがDD方式を採用している一方、海外FXの多くが採用しているのはNDD方式です。
スプレッドは広がりやすいですが、約定力が高く透明性の高い取引ができます。
複数の入金方法が用意されている
海外FXには、国内FXに比べて複数の入金方法が用意されています。
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
主な入金方法 | ・クイック入金(即時入金)・振込入金 | ・国内銀行送金・海外銀行送金・クレジットカード・デビットカード・ビットコイン・bitwallet・Sticpay・Apple Payなど |
海外FXの入金方法は年々増えています。
豊富な入金方法によって、手軽にお手元のスマホやApplewatchから入金でき、いつでもどこでもFX取引ができる環境が用意されています。
コピートレードができる
海外FXなら、国内FXでは制限されているコピートレードが可能です。
コピートレードとは、プロトレーダーによるトレードを自身の口座にコピーして自動的に取引を行う方法を指します。
忙しい方やまったく知識がない方でも、簡単に海外FX取引を行えます。
日本人トレーダーがコピートレードを提供するのは違法性がありますが、利用する分には問題ありません。
海外FXならではの豊富な取引条件を利用したコピートレードを試してみましょう。
おすすめしない危険な海外FX業者
実際に過去にトラブルを起こしたおすすめしない海外FX業者を紹介します。
すでに閉鎖済みの業者ですが、似たような業者は絶対に避けましょう。
HAST FOREX
HAST FOREXは、2023年1月から顧客資金が出金できなくなり、現在は閉鎖中の海外FX業者です。
2022年4月に運営開始したブローカーで、「200%ボーナス」など明らかに豪華なボーナスキャンペーンを実施し話題を集めていました。
しかし「不正取引グループによる被害を受けた」ことを理由に、出金拒否状態に。
そのまま逃げるようにサイトが閉鎖される形となりました。
新興ブローカーの豪華なボーナスキャンペーンはおすすめしない・使ってはいけない例として、模範解答のような業者と言えます。
Gemforex
Gemforexは、2022年頃から出金遅延が話題になり、現在は閉鎖中の海外FX業者です。
2010年から運営をスタートした比較的運営歴の長い業者ですが、2019年までは金融ライセンス未取得でした。
取得したライセンスは取得難易度の低いモーリシャス金融サービス委員会 (FSC)とセーシェル共和国金融庁 (FSA)だったことからも、信頼性は薄いものでした。
2022年11月に決定的な「300%入金ボーナス」を実施し、HAST FOREXと同様の理由で出金拒否状態に。
2023年5月にサービスを完全に停止しました。
現在はgalaxy daoというサービス名で海外のみで展開しているようですが、口座開設はおすすめしません。
運営歴が長くても、金融ライセンスの信頼性や豪華過ぎるボーナスは注意しましょう。
危険性が低い安全な海外FX業者
危険性が低い安心安全に利用できる海外FX業者を紹介していきます。
それぞれのサービスの安全性を中心にまとめているので、業者選びの参考にしてください。
XM Trading
金融ライセンス | FSA(セーシェル金融サービス庁) FSC(モーリシャス金融サービス委員会) |
日本語サポート | ◎ |
運営実績 | 2009年サービス開始 |
顧客資金の管理方法 | 分割管理 |
悪質な出金拒否の事例 | なし |
2009年に運営開始したXM Training。
日本トレーダーから人気NO.1のブローカーと言われており、信頼と実績に定評のある海外FX業者です。
おすすめしない海外FX業者にはない、信頼性の高さがあります。
安心安全にFX取引を始めるなら、まずはXMを検討してみてください。
\ 新規口座開設で13,000円のボーナスがもらえる /
AXIORY
金融ライセンス | IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会) |
日本語サポート | ◎ |
運営実績 | 2011年サービス開始 |
顧客資金の管理方法 | 信託保全 |
悪質な出金拒否の事例 | なし |
AXIORYは、海外FX業者の中でも珍しい顧客資金を信託保全で管理しています。
業界トップクラスの安全性と信頼性を誇り、約定力99.9%の透明性も魅力の一つです。
悪質な出金拒否の事例もありません。
透明性の高い環境で安心安全に取引したい方向けの海外FX業者です。
\最大300,000円の100%入金ボーナス!/
FXGT
金融ライセンス | FSA(セーシェル金融サービス庁) |
日本語サポート | ◎ |
運営実績 | 2019年サービス開始 |
顧客資金の管理方法 | 分別管理 |
悪質な出金拒否の事例 | なし |
FXGTは、2019年にサービスを開始した比較的運営実績の浅い海外FX業者です。
しかし信頼性の高いFSAの金融ライセンスを取得している点から口コミ評価も高く、多くの日本人トレーダーが利用しています。
業界トップレベルの豪華なボーナスキャンペーンを実施している点も、見逃せない評価ポイントです。
\15,000円分の取引資金が貰える!/
おすすめしない海外FXに関するよくある質問
最後に、おすすめしない海外FXに関するよくある質問を紹介します。
海外FXのデメリットは?
海外FXには、デメリットもあります。
- 日本の金融庁が警告をしている
- 信託保全が義務化されていない
- 利益が出ると税金が高い
- スプレッドが広く設定されている
- ハイレバレッジで損失リスクが大きい
国内FXと比べると損失リスクやトラブルに巻き込まれる可能性が高い点があり、おすすめしないと言われることが多いです。
ただ業者によっては、日本人トレーダーの利用者が多い安全な環境を提供する業者があります。
低スプレッド環境で手数料を抑えることも可能です。
安全でスプレッドが狭い業者を選んで取引を始めましょう。
海外FXの利益はバレますか?
海外FXの利益は、以下の条件に達すると確定申告をして納税しないといけません。
- サラリーマン等の給与所得者:FX取引による年間所得20万円以上
- 自営業・専業主婦・無職等の非給与所得者:FX取引による年間所得48万円以上
また確定申告の必要がない場合でも、1円以上利益が発生すれば住民税の納税は義務です。
海外FXによる利益を申告しなくてもバレないだろう…と思う人もいるかもしれません。
しかし利益が発生すると税務署に金融機関の履歴を追跡される可能性があります。
申告漏れがバレると、無申告税の支払いや重加算税の支払いなどのペナルティが発生するので絶対に申告しましょう。
FXの税金は海外と国内で違いますか?
海外FXと国内FXの利益は同じく「雑所得」に分類されますが、課税方式・税率が違います。
海外FX | 国内FX | |
---|---|---|
課税方式 | 総合課税 | 申告分離課税 |
税率 | 累進課税 (所得税5%〜45%、復興特別所得税・所得税×2.1%、住民税約10%) | 20.315% (所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%) |
表のように、一律20.315%がかかる国内FXに対して海外FXは所得によって税率が変動します。
累進課税が適用される海外FXは稼げば稼ぐほど税率が上がるため、税率が一律の国内FXのほうがお得な場合もあるでしょう。
- 利益が大きい:国内FXよりも海外FXの税金が高くなる
- 利益が小さい:海外FXよりも国内FXの税金が高くなる
逆に利益が小さければ、海外FXの方が税率が低くなるので税金が安くなる違いがあります。
海外FXはおすすめしない・やばいは本当?まとめ
海外FXはおすすめしない・やばいと言われるのは、悪質な業者の評判の影響が大きいです。
他にも、日本の金融庁に未登録な点、ハイレバレッジ点からリスクを危険視する声が多く挙げられています。
しかし海外FX業者の中には、世界中から人気を集める信頼性の高い業者があります。
信頼性の高い金融ライセンスを取得し追証リスクのない業者を選ぶだけで、「おすすめしない」理由はクリアできます。
この記事で紹介した使っていい安全な海外FX業者で、初めての海外FXに挑戦してみてください。